こんにちは!
NSR営業部の金井です!
前々から興味がありましたが、実はコロナ禍で少し時間ができたときに世界遺産検定2級を取得したので、今回は世界遺産についてのお話を。
まず世界遺産とは、『「顕著な普遍的価値」をもつ建造物や遺跡、景観、自然』のことです。
簡単に言うと、国や世代・宗教など関係なく、どんな人が見ても素晴らしいと思えるようなもの、といったところでしょうか。
世界遺産は、人類が作り上げた「文化遺産」と、地球の歴史や動植物の進化を伝える「自然遺産」、その両方の価値をもつ「複合遺産」に分類されています。
さて、日本にはそんな世界遺産が2025年現在、26個あります。
その中で沖縄県には2つの世界遺産『琉球王国のグスク及び関連遺産群』、『奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島』があります。
何度か行った沖縄旅行の中から、実際に行った世界遺産をご紹介したいと思います。


「文化遺産」の『琉球王国のグスク及び関連遺産群』からは、まずはだれもが思い浮かべる首里城です。
火災前に行った首里城の写真と、火災後はこのようなパネルが工事の衝立に展示してありました。こうして見ると、火災前の首里城はとても美しいですね。


続いてこちらは今帰仁城(ナキジンジョウ)。
13世紀ごろに築城されたと考えられていて、歴史も古くとても広大な敷地です。
三山時代に北部を治めた北山王の居城で、城壁の曲線美が壮大なグスク。
高台にあるため眺めがよく、琉球王国統一後も監守の居城となり、現在は聖地として残る沖縄の名城です。


続いて中城(ナカグスク)。
15世紀頃に護佐丸(ごさまる)が完成させたお城で、こちらも美しい曲線状の城壁が特徴です。勝連城主・阿麻和利(あまわり)に滅ぼされた後、琉球王朝の支配下になりました。


そしてその勝連城です。
15世紀に海外貿易で繁栄した阿麻和利(あまわり)の居城として有名なお城で、最後は琉球王府に滅ぼされ廃城となりました。


玉陵(たまうどぅん)は那覇市にある琉球王国・第二尚氏王統の歴代国王が眠るお墓です。
琉球独自の洗骨葬の習慣を今に伝える、重要な文化遺産です。
首里城のすぐ近くにあるので観光でも行きやすいのではないでしょうか。
続いては「自然遺産」の『奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島』について。
国頭村・大宜味村・東村にまたがる広大な森林地帯が世界自然遺産地域として登録されています。通称「やんばる(山原)」と呼ばれるエリアです。
ここでしか見ることができない動植物がたくさん存在している生物多様性ホットスポットの一つだそうです。


「やんばる国立公園」ではヤンバルクイナを見ることができます。
運よく目の前をたくさん歩いてくれて、とても可愛かったです。



沖縄本島最北端の地まで来ると、近くにはなんと巨大なヤンバルクイナが!
中に登って景色を眺めることもできますよ。



大石林山からは広大な自然の景色を眺めることができます。
(※現在はアスムイ スピリチュアル ハイクスという施設名に変わっています)
その他にもマングローブでカヤック体験ができたり、やんばるの森のトレッキングなど、
自然を感じられる場所がたくさんあります。
以上が世界遺産を満喫する沖縄旅のご紹介でした。
きれいな海以外にもたくさん見どころがありますよね!
行先に悩んだら何かテーマを持って旅行するのも楽しいのではないでしょうか?
是非、参考にしてみてください。
