2017.02.18
お知らせ
パッケージツアーについて
静岡店の村田です。
海外に行きたいのだがインターネットで調べたのと、店頭に並んでいるパンフレットと比べるとパンフレットの方がなぜ高いのか、
という質問を受けることがあります。たしかにネットだと、航空券＋ホテルの同時手配でいくらという検索ができ、パッケージツアー
（旅行業法でいう「募集型企画旅行」）より安いものがあります。パッケージツアーでも航空券＋ホテル＋送迎だけのフリープランが
ありネットの手配と同じものだと考えられがちですが、パッケージツアーが高いのには実は理由があります。パッケージツアーの
メリットを挙げたいと思います。
①出発空港にツアーカウンターがある
もし集合時間に遅れそうなとき、空港でなにか聞きたいとき、不測な事態が起こった時など連絡したり相談したりできる。
②現地に事務所がある
これも現地で事故があったとき、病気になったとき、何か不測の事態が起こった時、現地情報が知りたいときなど、行程表に
記載の連絡先に電話すれば日本語で相談に乗ってくれます。緊急の場合は２４時間対応可能です。
③飛行機が欠航の時、全額返金される
たとえば飛行機がエンジントラブルで当日飛ばず、翌日になってしまうときなどせっかくの旅行が短縮となってしまいます。
パッケージツアーは航空券・ホテルを含めて一つの商品と考えますので、その一つである飛行機が飛ばなければ商品として
成り立ちません。飛行機が翌日になってしまうほど遅れる場合は「重要な変更事項」としてお客様に解除権が生まれますので、
全額返金が可能です。これがパッケージツアーでない場合、飛行機の欠航が原因でもホテルは別手配なので取消料がかかったり、
戻らなかったりします。
④特別補償がついている
旅行業法のきまりで、パッケージツアーには「特別補償」というものを旅行会社の責任で付けています。
これは例えば旅行中不幸にして事故等で亡くなってしまった場合、最大で２５００万円までのお見舞金がでます。
また死亡補償の他、後遺障害補償金、入院見舞金、通院見舞金、携帯品に対する損害補償金がお見舞金として支払われます。
実は以上のような安心がセットされての旅行代金なのです。ただ表面上の金額で判断すると、あとで痛い目にあったなどということになりかねません。
最近では、「旅のアウトレット」「エアホ」（ＪＴＢ）など、ネット商品に対抗できるような金額のパッケージツアーもでてきています。
こういった商品はなかなか店頭にパンフレットを並べられませんので、ぜひとも店頭で「ネットと同じくらいの金額の商品はないか」
と尋ねてみてください。もしかしたら、希望にあう商品が見つかるかもしれません。
Writer - この記事を書いた人